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祝 2019年ラグビーワールドカップ開催

2015年3月3日
PPC EYES

先日、2020年の東京オリンピックを前に、2019年、日本の12都市でのラグビーワールドカップの開催が決定したと報道されました。
オリンピック、サッカーにつぐ世界的スポーツ大会ともいわれるラグビーの頂点を目指す世界大会が、日本の地方都市を中心に開催される意味は大きいと思います。

東京オリンピックは日本の首都であり、TOKIOは恐らく世界中でなじみのある都市として認識されているでしょう。
しかし今回開催地となる地方都市の大半は無名といってもいいくらいかもしれません。
狭い国土とはいえ、亜寒帯から亜熱帯まで南北をカバーする海洋国の日本を、地方の視点で世界にPRできる絶好の機会となるのではないかと思います。
ラグビーそのものは日本ではけしてメジャーとはいえないスポーツかもしれません。野球やサッカーに比べれば愛好家の人口もそれほど多くはない印象です。
ラグビーというスポーツを日本人により親しんでもらえるきっかけとして、ぜひ日本チームの活躍を期待したいところです。どちらかといえばマイナーな存在だったテニスも、錦織選手という一人のスターが生まれたことで、一気に光があたったように、日本チームが2019年に向けてどう結果を残していけるかが大きな課題でしょう。

さらに各国代表チームはもちろん、海外から訪れるラグビーファンに好印象を持ってもらえるような大会運営は必須だと思います。
世界中から注目される大会を各地で開催することで、インバウンドを刺激し、海外のお客様が日本人が気付かない地方の魅力を発掘、伝えてくれるメッセンジャーとなり、日本が目指す観光客増の目標を達成するための力となりえるのではないでしょうか。

そのためにも地方都市や自治体の海外のお客様を意識したコンテンツ作りが急務となりそうです。
分かりにくい日本語を噛み砕くためのサイン類の整備や、海外のお客様をサポートする体制や人材育成、国内を気軽に移動するためのインフラ整備、などなど抱えている課題は山積みです。

世界で注目されている和食という文化も、伝統芸能や工芸品、産業等も地方によって様々です。「日本」というトータルなイメージやメッセージは大事ですが、日本の魅力をより深く知ってもらうことで、日本への親近感や関心を高め、それが結果的にビジネスや政治の面でも優位に働く原動力ともなっていくとはいえないでしょうか。

試合で結果をだすという目標達成は重要ですが、さらに高い頂点を目指していけるよう、地方全体が盛り上がっていくことに期待したい、そんな印象を持ちました。

                                         (maipenlai)

   
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