バラがくれた時間

2015年6月24日

バラの季節です。今年は特にバラの話題に接することが多い気がします。PR会社も例外でなく、4月、イラン産ローズウォーターのPRで、メディアセミナー＆ランチョンを運営しました。このときに参加くださったFさんは、おもてなし研究者として多方面で活躍されています。先日、今後の展開のお知恵拝借を口実に、ご自宅のサロンにお邪魔しました。

Fさんは、おもてなしで重要な役割をするお茶についてもスペシャリストです。ローズウォーターを加えたお茶は、緑茶でも紅茶でも種類を問わず、温度を変え、淹れ方をかえることで風味や香りが変わり、効果も違うということを、実際に味わいながら教えていただきました。ハッと目が覚めるような美味しさでした。
お茶請けのお菓子はローズウォーターを使った手作りスコーン。ローズウォーター入りのクリームと、ローズジャム、この日のために取り寄せてくださったエディブルローズ（食べられるバラ）と共にいただきました。
ちょうど数日前に百貨店の食品売り場で食用のバラを見かけました。昔ながらの朱色っぽい赤のものだけだったので、やはり食用はこういう色になるのだなと思っていたのですが、Fさんがご用意くださったのは淡く美しいピンクと優しいホワイトのバラ。花弁のシャリシャリと歯ごたえある食感にも驚きました。



奥深いお茶の世界とバラの組み合わせにため息ばかり。お茶の知識、効果について学び、何気ないような小さな工夫の積み重ねがいかに大切か、改めて感じるひと時でした。