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2016年、注目は日本のなかのブラジル

2016年1月16日
PPC EYES




開催せまるリオデジャネイロ オリンピック
今年は、4年に一度のスポーツの祭典・最も有名かつ注目される世界イベントで、開催地から1万5千キロ以上離れた日本も、盛り上がることは間違いないでしょう。
とは言っても、開催までに施設はできあがるのか、治安は?等、不安視されているオリンピック。行方がちょっと気になります。多民族国家、おおざっぱな国民性等を鑑みると、ぎりぎりのところで帳尻を合わせてくれるような気もしますし、多くの日本人開拓民が培った歴史と縁のある国ですから、現地の2世、3世の人たちの活躍で解決してくれると注目度も一層高まりそうですね。

ブラジルは、MPB(ブラジルのポピュラー音楽の総称)界を代表するジルベルト・ジルがブラジルの文化大臣を務めていたくらいですから、音楽への理解や愛情が深い国です。前回のロンドン・オリンピックの開会・閉会セレモニーも実に見事でしたので、続くリオのセレモニーにも自ずと注目が集まるでしょうし、個人的には期待しているポイントです。
どんなミュージシャンが、どんな演出で登場するのか、どのサンバチームが参加するのか、誰が国家を斉唱するのか、メインステージに誰が立つのか・・・想像するとワクワクします。まさにカーニバルといった雰囲気になるのは間違いなさそうですが、ブラジル音楽に詳しくなくても、きっと楽しめるセレモニーになることでしょう。
普段、ブラジルは、日本のメディアでは取り上げることの少ない国かもしれませんが、現地日本人向けの新聞は時事ネタや生活情報、文化情報等が満載されているので、関心のある方はぜひチェックしてみてください。

ニッケイ新聞
http://www.nikkeyshimbun.jp/


日本のなかのブラジル社会

日本には、一時期より人数は減ったとはいえ、浜松市や豊橋市などブラジル人コミュニティのある町が多くあります。遠く故郷を離れた在日ブラジル人の方々にとっても、祖国が注目されることは、コミュニティの活性化にもつながるでしょう。オリンピック関連イベントもさらに盛り上がりそうです。この機会に日本国内のブラジルコミュニティやお店を訪ね、一緒に飲んで、食べて、といったインバウンドの楽しみ方も注目されそうですね。

在日ブラジル人が多いのは、首都圏ではなんといっても横浜市鶴見区の湾岸地帯です。
沖縄からブラジルに渡った2世、3世の人たちが中心で、沖縄出身者の多いこの地域に親戚や家族のつてをたどってUターンしてきた方々が多く、街にはブラジル料理店や雑貨店が点在しています。ポルトガル語が飛び交う中、本格的ブラジル料理をリーズナブルな価格で楽しみつつ、モニターを通してスポーツ中継を応援すれば、一気にブラジル気分に浸れること、間違いなしです。

参考:鶴見区広報 多文化共生PR動画>「千客万来つるみ~南米料理食べ歩記」(ブラジルの他、いろんな国々の料理も紹介されています)
http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/etc/exchange/movie.html

今年は日本のなかのブラジル、注目です。(ふ)


(写真:鶴見のブラジル料理店のハンバーガー。しっかりとしたバンズに新鮮野菜、焼き立ての目玉焼き、厚切りベーコンに牛の“厚熱”パテが!)
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