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ニュース・コラム

消えたヒット商品

2015年10月2日
食あればPRあり

足早に秋がやってきましたが、時折の汗ばむような天気の日には、夏の味覚が恋しくなります。
今年も、全国的にかき氷の盛り上がりはパワ-アップし、各所で登場した豪華なかき氷には目を瞠るものがありました。しかし、今夏、個人的に魅了されていたのは、ローソン100のウチカフェフラッペシリーズ。特にマンゴー味(税抜き100円)です。
マンゴーの果肉もちゃんとのっているのに、カップのラクトアイスより安い。こんなお得すぎる商品を、なぜメディアが取り上げず、大きな話題にならなかったのか不思議で仕方ありません。
そんなマイブーム商品に、恐れていたことが起こりました。夏本番を迎えたある日、近くの店舗からきれいに消えてしまったのです!
生産が追い付かなくなるほど人気が出た、というような感じもしなかったのに、なぜ、こともあろうに、これからという勝負時に姿を消したのでしょう?



ご存知の方も多いと思いますが、ウチカフェフラッペシリーズは本家ローソンでも販売しています(むしろオリジナルは本家)。メーカーも容量も全く同じなのですが、トッピングのマンゴーがちょっぴり豪華な仕様です(税抜き204円)。
突然の事態は大きなショックで、もしかしたら、ローソンの中でこんなことがあったのかもしれません。
ローソン100の担当者:「ウチカフェフラッペ、売れすぎてウハウハですわ」
ローソンの担当者:「おかげでこっちは売れないじゃないか!グループの売上げ考えて販売自粛してくれないか」
時同じくして、ローソンでウチカフェフラッペ全品20円引きキャンペーンが始まったのだから、もう、間違いない、とさえ思ってしまいました。もっと勘ぐると、ローソン100でウチカフェフラッペジャンキーを作って、夏に禁断症状を誘発したところで、ローソンで回収する、そんなPR戦略だったのかも・・等と、コンビニを愛するがゆえ、ついつい、あれやこれやと妄想してしまいます
もっとも、リスクヘッジはしていました。爆発的な人気で売り切れになっても大丈夫なように買い溜めをしていたわけです。おかげで、夏の間中、食べていましたよ。
我が愛しのウチカフェフラッペは、9月中旬、近くの店舗で販売が再開されていました。(GO)

   
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