アベノミクスの潮流を感じた金融会議

日本のバブル崩壊後から失われた20年を経て、最近ようやく日本経済に明るい兆しが見えてきた感があります。首相の経済政策に賛否両論もあり、けして楽観できる状況とばかりは言えませんが、最近の私たちの仕事のなかでも、アベノミクスの流れを感じることができました。
グローバルな金融資格団体が主催するカンファレンスが先日開催され、金融経済界の論客が一堂に会して、日本経済の課題と展望について多くの議論が交わされました。
このイベントでメディアリレーションを担当し、当日の朝まで香港の担当者との電話会議や資料の準備、お呼びするメディアへの連絡、取材のアレンジなどなど、いつにも増して忙しい日々が続きました。
日本の事務局や、ボランティアで組織運営を支えるメンバーの方々には、私たち以上のご苦労があったことと思います。
その甲斐あってか、当日は朝8時15分の受付開始から大勢の方が来場され、250席ほど用意した会場もほぼ満席となる盛況ぶりでした。
報道関係者向けに割り当てていたゾーンもあっという間に埋まり、後からお越しのお客様や報道関係の方々には、座席が窮屈だったり資料の一部が不足したりと、いろいろご不便をおかけしてしまいました。
数年来この団体の広報活動をサポートしていますが、過去の同様のカンファレンスからは想像もできないくらいの反響でした。今回のカンファレンス、ひいては日本経済への期待値の高さの表れなのだと思います。
このお仕事をさせていただくなかで、一番感動するのは国内の資格者や受験者、支える専門家まで、この資格に関わる方々の本当に真摯な姿勢、専門家としての高い見識と職業倫理観です。
世界でも最も難しい資格のひとつと言われるグローバル資格を有する方たちの、知識は言うまでもありませんが、それ以上にプロフェッショナルとして、またビジネスパーソンとしての在り方に多くを学んでいます。
貴重な場に関わらせていただく以上、私たちもプロとして応えなくてはいけない、と戒めながら、また目前に迫る次の課題に向き合う日々が続きます (へびG)