美酒の季節

秋も深まり、NHK連続テレビ小説「マッサン」の好調と呼応するように、お酒の話題によく出会います。昨夜、本屋に寄って目に付いたのは、やっぱり「ウィスキー」の文字。Hanakoも今号では女子向けのウィスキー入門特集を組んでいます。 私自身は初夏に体調を崩してから、減酒中です。もっとも、禁酒ではないので、ひょっとすると、今現在で人並みの摂取量かもしれませんが((+_+)) 一息ついたとき、人と会うとき、週末には主にワインを楽しんでいます。最近、いいな、と思っているのは、かつては格安ワインしかなかったコンビニで、500ミリリットル1,000円前後のものが手に入るようになったことです。百貨店やワイン専門店に行かなくても、少しいいものが手に入ると、ホッとする夜の時間にゆとりが生まれるような気がしています。 週刊ダイヤモンドも「ニッポンの酒」で大特集を組んでいます。 日本のお酒が世界からも注目されているというのは、とても明るい話題です。考えてみると、上の500ミリリットルのワインの例もそうですが、まだまだ、内需拡大の余地も、色々なところにあるのだろうと思います。 私が気になるのは、温泉地。温泉地の旅館やホテルで、お料理に工夫を凝らし努力されているところはたくさんありますが、そのお料理に合ったお酒を楽しもうとすると、なかなかうまくいきません。お料理とは落差のある品揃えにがっかりしたり、せっかくいいお酒が置いてあっても従業員の方がまったく分かっていなかったりで、歯がゆい思いをすることがよくあります。これを私たちの仕事に置き換えてみれば、同じように、どこかに見えていない、手が付けられていない領域がまだまだある、ということかもしれませんね。 余談ですが、ウイスキーといえば、「マッサン」もいいですが、「天使の分け前」(ケンローチ監督・2012年の映画)もオススメです。ちょうど明日から三連休ですから、秋の夜長に、いかがでしょうか。そういえば今日はハロウィンですね。バレンタインを凌ぐ盛り上がりになってきたというハロウィン。金曜日ですし、ぜひ、美酒とともに楽しみましょう ☆