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ニュース・コラム

夜行バスに乗ってみた

2016年3月20日
PPC EYES




最近、長距離バスの事故について良く耳にします。
そのたびに、運転手の劣悪な勤務実態が明らかになり、価格競争の中で安全性を無視した運用体制が批判の的になったりします。公共交通にとって、「安全」は基本的かつ最も重要なので、問題として取り上げられることは当然のことでしょう。
一方、全く別の視点でみると、地方新幹線が順次開業し、リニアモーターカー着工など国内交通の高速化が進むなか、昔から走っている長距離バスが、今さらながら増えているようなのが不思議です。

増加する長距離バス乗車
そこで統計を調べてみると、乗合バス全体の利用者数は1968年、ピーク時の約101億人から2015年は約40億人と大幅に減少しています。そんななか、長距離バス(正確には高速バス)の利用者は1990年の約5千万人から2008年には約1億人を超えて現在でも増え続けているようです。(参考:国土交通省調べ)

長距離バスを使う理由としては、他の交通手段がない場合もありますが、多くは運賃が安いことでしょう。しかし、これは今に始まったことではありません。
高速道路の拡充や若者の車離れ、夜行バスに限れば、インバウンドでホテルが予約しづらくなっていることも原因のひとつかもしれません。また、各社のサービス向上が利用増の後押しをしているように感じます。スマホやインターネットでの簡単予約は勿論、ゆったりできる待合室を設置したり、座席も一般的なものから、ビジネスクラス仕様、女性専用など、実にバラエティに富んだラインナップが揃っています。

夜行列車の廃止も影響!?
そして、もうひとつ大きな理由は、夜行列車の廃止ではないでしょうか。
自分の学生当時には、東海道本線の「大垣行き」や「銀河」をはじめ、「十和田」「八甲田」「津軽」「能登」「北陸」「山陰」など、たくさんの夜行列車が運行していました。寝台列車ではない普通車両を連結した夜行列車は、旅費を抑えたい若者にとって魅力的な交通手段でした。勿論、単に安いから、というだけではなく、夜を超えて走る列車で旅をすること自体、とても大きなイベントで、旅情を掻き立てられたことを鮮明に覚えています。おそらく同世代の方は、それぞれいろいろな思い出があることでしょう。
しかしながら、最近では一部の寝台特急と臨時列車を除いて、ほとんど夜行列車はなくなってしまいました。夜行バスは、そんな夜行列車の代用としても人気が高まっているのではないでしょうか。

夜行バスにトライ
前置きが長くなりましたが、そんなわけで、名古屋に行く機会に、夜行バスを利用してみよう!と思い立ちました。
各社のホームページを見比べた結果、せっかくなので、2列式の最新型ハイクラスシートのバスを選んでみました。4列式のものと比べると、倍近い値段ですが、それでも新幹線よりはお得です。ネットで予約をして、代金をコンビニで振り込んだものの、チケットは貰えず、一抹の不安を感じながら新宿の集合場所に向かいました。待合室は、各方面のバスを待つ人でかなりごったがえしていていましたが、周りを見るとやはり若い人が多いようです。アナウンスに従ってバスに向かうと、入口でチケットの提示を求められることもなく、名前の確認だけで乗車することができました。拍子抜けするくらいのシンプルさです。
そして車内は、というと、シートが1つ1つカプセルのような感じで両窓から中央に向けて斜めに配置されていて、宇宙船のような感じです。ちょっと狭いものの、140度倒せるシートは、飛行機のビジネスクラスにも引けをとりません。映画やテレビが見られるモニターや、充電器が使えるコンセントもついています。ドリーム号しか知らなかったため、夜行バスもここまで進化したんだ!とただただ感心してしまいました。

事故が続けば利用する側としては不安もあり、業界としての安全対策な万全にしていただきたいいう思いは当然ですが、実際に乗車しての感想としては、とても快適で満足のいくものでした。乗車から下車までしっかり熟睡することができると思います。
というのも、今回、現地では宿泊せずに往復とも同じバスを利用したのですが、途中休憩で立ち寄った全てのサービスエリアでバスから降りてみました。一部しか店が空いていない閑散としたサービスエリアは、それはそれで非日常的な感じが漂っていて、楽しむことができました。さすがに帰ってきた次の日はヘトヘトで、何もできませんでしたが…。
ということで、夜行バス乗車レポートでした! (GO)


   
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