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コミュニケーション力は慣れるより習えーー保育園の運動会で学ぶ

2015年10月6日
PPC EYES

先週の土曜日は、6歳の長女の保育園の運動会でした。
PRに携わる人間は、第3者に自分の主張したいことを正しく理解してもらうコミュニケーション力を常日頃から学び、経験として吸収する姿勢が必要で、私も参考にしたい話し方や、逆にダメなパターンを生活圏からインプットしています。
今回、運動会でも、保護者として懸命に子どもを応援しつつ、PRパーソンとして先生方のコミュニケーション力を密かに観察していました.

① 園長先生・・・長年の経験からか、ゆっくりとした話し方だがリズム感があり、滑舌もよく、分かり易い言葉を使いながら、「ビデオを回すこともいいが、生で見ていただき、子どもたちを応援してほしい」と、保護者に何を伝えたいのかが明確でした。人に聞かせる話術でした。確かに、今、親はビデオ、カメラの撮影に忙しく、生で子どもを見ているのはおじいちゃん、おばあちゃんくらいですね。ビデオやカメラを撮っていると、撮影の方に集中しがちで、応援できないですよね。
② 新人の先生・・・各競技毎に先生たちが保護者に競技の説明をするのですが、やはりベテランの先生と新人の先生ではレベルが違いました。ベテランの先生は競技のポイントを押さえていて、理解してほしい点を強調して話したりと、工夫が見られました。堂々と大きな声で話すこともポイントですね。

 

新人の先生は、大勢の父兄を目の前にすると緊張してしまっていて、自分が何を話しているのか分からなくなってしまうようで、こちらには、何がポイントかが伝わってきません。結局ベテランの先生が逐一フォローするという始末で、新人の先生にとっては残念な結果になりました。
こういう時にどうすればいいのか。「習うより慣れよ」では、新人の先生はベテランになるまで父兄に伝わらない話をし続けることになってしまいます。習うしかないと思います。習うとは、セリフを書き出して、言いたいことを整理し、模擬練習をすることです。そうすれば、何を話すべきかも明確になるし、練習した分、緊張も幾分かほぐれます。「習う+慣れよ」でしょうか。ぶっつけ本番では難しいです。

こうして運動会の一日を振り返って、園長先生の話術は参考にしたいし、プレゼンテーションは用意周到であるべきことを改めて感じています。
長女はかけっこで1番でゴールしました。これも練習の成果のようです。(み)

   
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