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ニュース・コラム

トップ人事の発表会

2015年10月16日
PPC EYES

先日、某大手外資系企業の記者発表会の運営に携わりました。
自身としては、トップ人事をテーマにした仕事は初めてでしたので、新しいことに取り組めた楽しさ以上に、これまでとは違う難しさも感じました。

一番大変だったのが、「情報開示」のタイミングです。
これまで携わってきた、PRイベントや、マスコミ向けセミナーやツアーでは、趣旨を明確に記載した案内状を、3週間前を目安にマスコミ関係者に配布してきました。
多忙を極める記者に対して、「何が取材できるのか」、「どんな新しい情報があるのか」を事前に明確に伝えることが重要だと、何度も思い知らされてきました。
しかし、今回携わった記者発表会では、事前の情報開示が厳しく制限されていたため、案内状を配信したのは4日前。しかもそこには「発表会を開催する」としか記載することができず、具体的な内容について一切触れることは出来ませんでした。
取材誘致を行う際、ただ単純に「開催します」と伝えるだけでは、もちろん記者の関心を得ることはできません。記者にとってみれば、「内容が詳しく分からなければ、取材のしようがない」と感じてしまうのも、無理はありません。発表会に足を運んでいただくためには、会話の中で、「発表にとても価値がある」ことと“匂わせる”必要がありました。言葉を選びつつ、言葉にならない“ニュアンス”を織り交ぜながら、情報の価値を“匂わせる”というのは、なかなか思うようにいかないものです。もどかしさを感じながらも、ひたすら、メディアの方にコンタクトをとり続けました。

*写真は会場となったANAインターコンチネンタルホテル

当日、蓋を開けてみると、クライアントの期待以上に多くのマスコミ関係者にお越しいただくことができ、大盛況で、ほっとしました。
難しかったからこそかもしれませんが、刺激的で、非常に勉強になる経験でした。 (松)

   
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